英語にまるわるちょっとしたお話しをお伝えしていきます。

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2016.3.15 ワンダフルワンダ!

「 20年前は、どのように過ごしていましたか?」の問いから始まったワークショップ。JICA研修でルワンダに2週間滞在した方のお話には説得力があった。同じ時間軸で、地球のどこかで起こっていたことを考えることは、対岸の火事ではなく”自分事”として捉える機会となった。

20年前か・・・
私は猛烈に仕事をしていたなー 初めての英語劇公演に緊張とドキドキの毎日を過ごしていた頃、2度目の留学も考えていた頃。姪が生まれ、家族が幸せな空気に包まれていたな〜・・・同じグループのある人は、「北海道で魚釣りをしていた子どもだった。」ある人は「家のローンを抱え、子育てに奮闘していた。」など。

その頃ルワンダでは・・・
ジェノサイド(大量虐殺)が起きていた。”ジェノサイド”という言葉は聞いたことがあるけど、ジェノサイドって?ジェノサイドは、ツチ族とフツ族の民族対立、人口の8割を占める多数派のフツ族によって、1994年フツ族の大統領を乗せた飛行機が何者かに襲撃されたことをきっかけに、ツチ族の人達が次々に殺された悲劇。政府の暴力に反対する人達も殺され、その数は3ヶ月間で80万人以上だったという。ワークショップでは、その後20年急激な発展を遂げているルワンダの、共に生きるための取り組みについて写真を見せてもらいながら、考えシェアしあう時間となった。20年前、目の前のことに追われ、追い忙しくしていた自分、何の罪もない人々が次々殺されていたルワンダ・・・たまたま生れ落ちた土地で運命が形作られていく不条理に胸の奥が痛くなった。

そのワークショップの記憶も新しい頃、高校生たちと『風に立つライオン』を観た。将来医療の道で国際協力に携わりたいというスミーと夢語りをしながら、この映画を一緒に観ようと、もう一人の高校生男子も誘い映画会。さだまさし原作の『風に立つライオン』は、ケニアで医療活動を行った医師の物語。このお話のモデルになったという医師と出会い、話しを聞いたさだまさしが感銘を受け、小説にしたとテレビで知った。   アフリカの大地で繰り広げられる人間ドラマ、壮大な景色、子供たちの瞳の輝き・・・3人でスクリーンに吸い込まれ、映画が終わると私たちは言葉を失ってしまった。何か心にずしりと響くものを受け取った。「もう一度観たい、今度は仲間も誘って!」とアンコール上映が決定、2回目は6人の男女高校生と大学生で観た。涙する者あり、感動シェアする者あり、『風に立つライオン』は、彼らの心に何かを刻んだようだ。

まだ続くアフリカへの興味、生徒たちにも知ってほしいと思い、教室でこの春に卒業する中学生へのギフトに、ルワンダのWSを行った。以前受けたワークショップで講師を務めたH氏にお願いして。中学生向けにアレンジして下さったそのWSは、ルワンダの農作物、ルワンダの動物、教育・・・などにも触れ、ルワンダを身近に感じる機会となった。アフリカ大陸のどの辺りに位置するかさえわからなかった私たちであるが、「行ってみたい」という高校生もいた。

このワークショップは、私たちが持っていたアフリカの「あつい、こわい」などのイメージを覆してくれた。確かに私たちは、イメージで物事を見たり判断してしまうことが多々ある。悪いイメージを持ったことへの興味は閉ざされてしまう。「どうすればこのような見方をしないか」という最後のグループワークからの各グループからのアイディは、行く・見る・聴く・調べる・本を読む・情報に流されない・自分を持つなど。「教育システムの改善」というグループもあった。

このWSのナビゲードをしてくれたH氏は、またルワンダに行きたいと言い、”ワンダフルワンダ”とその思いを表していた。ルワンダも、ケニアもアフリカ大陸の国々。ひとまとめにして「アフリカは・・・」とは言えない、言ってはいけない。イメージだけで偏見を持たないようにしないと。ワンダフルワンダ人に会ってみたくなった。




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