英語にまるわるちょっとしたお話しをお伝えしていきます。

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2015.3.15 ミモザの日

 ミモザの花を窓辺に飾った。黄色いまあるい小花たち、コットンのような黄色い花が房をなしたようなミモザの花は春の訪れを伝えてくれる。

やわらかで、こどもみたいで、繊細で、華やかで・・・

「これが最後かな。」とお花屋さんに走り、ミモザを飾った3/1、部屋の中心に飾ってあったアートも春色に衣替え。そうだ!”ミモザ”という名のカクテルがあったな。作ろう。「シャンパーンとオレンジジュースを同量、レモンを1滴2滴たらすと味が引き締まります。」と,教えてくれたのはAya。彼女は、大学時代にイタリアのピサ大学に留学し、その後イタリア関連のビジネスを展開している。Ayaのレシピ通りに"ミモザ"を作ってみる。

Good! 鮮やかなオレンジ色に微炭酸の小さな泡、気分が上がるな〜。ウェルカムドリンクに〜ココの常備カクテルにしよう。

そして思い出したミモザの日のこと。Ayaが「イタリアでは”ミモザの日”があるのよ〜」と話していたことを思い出した。薄れた記憶をたぐり寄せてみたものの、あやふや・・・再びAyaに聴いてみた。「ねえねえ、イタリアに”ミモザの日”って、どんな日だったかしら?」早速彼女からのメッセージが届いた。

3/8は国際女性デー。イタリアでは、男性から女性にミモザの花を贈ります。彼氏彼女や夫婦間だけでなく、薬局のおじいちゃんや近所に住む男の子からも手当たり次第(笑)ミモザを貰える、女性にとっては嬉しい日。お花屋さんもミモザの花で溢れますが、家の庭木としてもミモザは人気があるので、町中でミモザが咲いています。人の家の軒先のミモザの枝をちょっと拝借してプレゼントされるなんてことも日常茶飯事(笑)この日はミモザの花の良い香りがお部屋中に漂って、明るい黄色がお部屋に春の到来を告げて、なんか1日中笑顔でいられる、そんな日です。

素敵〜☆この文章を打ちながら頬が弛んでくるよう。「あっ、今日はミモザの日。」と男性がミモザの花を贈るって、薬局のおじちゃんや男の子も・・・きっと「少年からママへ」とか「おじいちゃんから孫娘へ」とかあるんだろうな。照れずに大切な人へハートを届ける粋なイタリアの文化が羨ましく思う。

そして、3/8が来た。
すっかりミモザの日であることを忘れていて、ふら〜り散歩しながら入った花屋さんに、満開に咲いたミモザの花達をみつけた。お花屋さんが「これとこれが綺麗に咲いてますね。」と2枝選んでくれた。お花屋さんと「ミモザの日」のお話。あ、今日だ!とその時、思い出した。

ふわっふわに咲いたミモザの花束を抱えて歩くのは気分上々。ま、自分で買ったミモザですけど・・・ 百貨店のフレグランスコーナーで「きれいですね〜」と声をかけられたので、黄色いっぱいの花束を彼女に向かって見せると、「いいですか?」と鼻を近づけて香りを確かめる。流石フレグランスを仕事にしている方。臭覚に敏感なのね・・・「イタリアにはミモザの日があって〜・・・」と、またまた覚えたてのミモザの日の話しを自慢げにする。へへっ。

すると、「セーラさん!」とお声の主の方を振り向くと、知り合いの星子さん。お仕事を早期退職されて後、様々な活動をされているアクティブでセンスのいい方。遠目にいつも素敵な方だな〜と憧れていた女性だった。抱えていた花束を「ミモザの花・・・」と先ほどの続きのように話すと、彼女は「そう、今日は国際女性ディなのよね。私、今その関連の集会の帰りなのよ。」と。「なになに?!お話を聞かせて下さい。」と前のめりで聴く。

世界的にみても、日本女性の社会的地位が低いこと、国際女性デーはニューヨークで始まったこと、「パンとバラ」がシンボルであること、などを話して聴かせてくれた。
行き交う人々を気にも止めず、しばらく立ち話し・・・

星子さんが参加していた集いの資料から1枚を手渡してくれた。

国際女性ディは、1857年にニューヨークで起きた工場火災で、多くの女性達が亡くなったことを受け、3月8日に低賃金・長時間労働に抗議する集会が開かれたことが起源です。その後、国連においてこの火は、「女性の権利と平等のために闘う記念日」と位置づけられ、賃金・労働条件の向上を表す「パンと女性の尊厳、人権の確保を表す「バラ」をシンボルに、現在も世界各国で様々な行動が展開されています。しかし、150年前の女性たちが求めた「パンとバラ」は、いまだ私たちの手には届いていません。
〈2015国際女性デー 岩手県集会〉集会アピール より一部抜粋


知らなかった・・・
「その集いに、来年は是非お声かけて下さい!」とお願いして、別れた。手に抱えていたミモザの花が可愛いだけの花ではなく見えてきた。


黄色い小花の可憐さに心惹かれ、男性から女性にミモザの花を贈る習慣にうっとりし、カクテル”ミモザ”にレモン一滴入れると味がしまると知った3月始め、同時にミモザの日3/8は、女性の権利と平等のために闘う記念日」と知った。社会における女性の位置づけや役割や、その背景や歴史を学びたい、と思った。『女性学』という大学の専攻もあったな、確か。

「女性だから!」「女性なのに!」と肩肘張って主張するのではなく、女性であることを大切に、しかし甘んじることなく、しなやかに自分らしさを活かして生きていける社会のために、自分は何ができるだろう・・・。3月8日、ミモザの日が私にとって、スペシャルな春の1日になった。 








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