英語にまるわるちょっとしたお話しをお伝えしていきます。

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2012.8.15 教会とパン屋さん

 オランダの小さな町から町へ、Mariekeの案内で自転車で巡った。Mariekeは、カリフォルニアで知り合った友人。彼女を尋ねて初めて訪れたヨーロッパがオランダだった。国土の1/4が海抜0m以下、というオランダ。山がない平坦な道、放牧された牛達が遠くに見える牧歌的な風景を仰ぎながら、風切って2人で自転車を走らせた。

しばらく走っていると、おとぎ話の中に迷い込んだような・・・かわいい小さな町々に出くわす。人口何千人かも、何百人かも〜と思われる町町町。そこに必ずあったのが”教会”と”パン屋さん”。Marikeに言うと、「オランダは教会を中心に町が作られ、まずはパン屋さんができる。パンは、生活に欠かせないから。」と。

案の定、町を歩いていると必ずパン屋さんがあり、Mariekeがその時住んでいたアパートの一階にはパン屋さんがあった。毎朝、階段を駆け下りて焼きたてのパンを買いに走るのが彼女の日常。私も彼女について顔なじみのパン屋さんに行った。焼きたてのパンとチーズとコーヒーの朝ごはん。あのパンの焼ける香りは格別なもの。思い出しただけでニンマリする。

その後訪れたヨーロッパの国々では、国々・地域ならでわのパンと食べ方があることを知った。ドイツ、ベルギー、オーストラリア、フランス、イギリス、ノルウェー、確かにパン屋さんと教会は、どの町にもあった。

近年、フランス人留学生との交流があり、フランス人のとのつながりが増えた。この夏、我が家にステイしていたマノンちゃんのパンの食べ方も面白い。たっぷりのバターとジャム、またはヌテラをぬったパンをコーヒーにひたして食べる。朝食の食器を片付けながら、マノンちゃんとパンについてキッチントーク。「パパは、パンとコーヒーなしでは生きていけないの!」「ランチのお気に入りサンドウィッチは、グリルチキンとあと卵!ゆで卵ね。」とフランスの家族の食事風景が透けて見えた気がする。

そして、こんな話しも聞かせてくれた。
「ママは、パンの表面に十字を切ってからパンを切るの。」と。

それからパンと宗教の関係についてのおしゃべり。教会でのミサの最後に牧師/神父さまから頂く一口のウエハースのようなもの。それはパンの代わり。パンは、イエスキリストの身体を表し、信者はパンを頂いてイエスさまの体の一部を分けて頂くという儀式。パンは、スビリチュアルなものであるということ、ソウルフードであるということをマノンちゃんは言っていた。

なるほど!
世界中で食べられているパン、そういえばパンを主食にしている国々はキリスト教国が
ほとんどではないか?と世界の宗教地図を広げる。やはり、キリスト教が主流の北米・南米・ヨーロッパではパンを主食にしている。

胃を満たすパンと心を満たす宗教の存在は、切っても切れない縁のようだ。

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