英語にまるわるちょっとしたお話しをお伝えしていきます。

目次

2009.9.15 ”愛してる”から始めよう。

フランスから1年間の交換留学で日本にやってきたヴィクトルくん。高校に通い、クラブ活動をして日本の高校生活体験中。来日から2ヶ月、日に日に日本語が上手くなってきている。「今日の日本語は?」彼に訊ねることが私の日課。「そういう日本語は使わないよ。」とか「通じない!」とか言いながら積み重ねる日々。日本語は、なんて奥が深いんでしょう。そして難しい・・・。

ある日のこと、黒板に彼が書いた日本語に目が留まった。”愛してる”って漢字で。”愛”っていう漢字、小学校レベルの漢字じゃないよなぁ・・・。参考までににヴィクトルくんの日本語は初級レベル。ひらがな、カタカナを書けるようになり、短い言葉をつなげて意志を伝えられるくらい。自分で書けるようになった漢字は、山、川、田とか住所、学校名など20個くらい。だから、”愛”っていう漢字は画数も多いし難しいはず。

けれど、必要な言葉が覚えたい言葉。彼にとっては、日本語学習テキストの1ページ目の日本語より、”愛してる”が覚えたい日本語。黒板には他に、”あなたは美しい目をもっています”と書いていた。ちなみに、私は彼に一度もそう言われたことはないけど・・・いくらアムール(愛)の国フランス人でも、相手を選ぶらしい・・・。私は、彼の言葉を覚える順序に妙に感心していた。なるほどね~。

翌日、遊びに来た友人がヴィクトルくんが書いた黒板のメモをみて反応した!にっこり。「流石ラテンの血が流れてるのね~。そういえば、タイの高校生に日本語教えていた時も高校生に、”好き、愛してるって何ていうの”ってよく訊かれたなぁ。パラグアイでもそうだった」と言う。南米、タイなど世界のあちこちに住んでいたことがあり、生活者として現地の人々と関わってきた彼女が実感こめていうから、なるほど説得力がある。そして続ける。「”愛してる”って最初に覚えようとしないのは、日本人くらいじゃない?」と。

奥ゆかしい日本人、愛しているってあまり言わないかもね~。直接的過ぎて・・・英語の教科書1ページ目に、”I love you."・・・なぁんて書いてあったら、面白いだろうなぁ。








ページトップに戻る

 

体験レッスンのお申込みはこちら

体験レッスンのお申込みはこちら