英語にまるわるちょっとしたお話しをお伝えしていきます。

目次

2009.4.1 Mt. Vernon High School にて

米、テキサス州のMount Vernon高校、英語クラスにおじゃました。大人びた高校生たち。化粧やピアスは当たり前。青春映画の一場面を目の前で見ているよう。教室には、色鮮やかなポスターが貼られ、天井には海色のペイントされている。案内役をしてくれた高校生が「これ、私がペイントしたのよ!」と言う。アメリカの高校は、各先生が教室を持っていて、生徒が自分のスケジュールに従って移動する。4,5分の短い行間に大急ぎで、次の教室に向かう。よって、先生は自分の教室を担当教科らしく、自分らしく、アレンジすることができる。同校の科学の先生の教室には、アインシュタインのポスターが、地理の先生の教室には世界の国々のポスターが貼られていた。
 
さて、このEnglish クラスの先生は小麦色に日焼けしたブロンドヘアのチャーミングでセクシーな先生。素足にサンダル、膝上のふんわりスカートといういでたち。生徒に質問をしながら、机に座り足を組んだからビックリ!先生と生徒の関係は、至ってカジュアルな印象。先生からの問いに、生徒はどんどん自分の考えを話していく。
 
私が教室に入っていったとき、生徒はフリーライティングをしていた。問いは、この2つ。
1.     What effect does culture have on each one?
(文化は、各人にどんな影響を与えるか)
 
2.    Do you think you can escape from your culture background?(自分の文化的背景から、エスケープすることができるか?)
 
生徒は、自分の考えを自由に書いている。しばらくして、生徒が自分が書いたものを発表。お互いの意見を聞き合い、ディスカッションの時間。 自分の考えを持ち、伝えることを促される。その時一緒にクラス訪問をしていた2人の日本人高校生は、アメリカ高校生からの質問攻めにたじたじ・・・。「日本の典型的な文化とは?」「日本文化を象徴する音楽は?」「日本の宗教について教えて。」「日本の伝統的な服は?」などなど。自分が高校生だったら、何て答えるだろう?そんなことを考えながら、高校生と席を並べていた。今でこそ、彼らからの問いに答えられるけれど、果たして自分が高校生の頃はアメリカの高校生が納得できる説明ができたろうか・・・? きっとオドオドして、ドギマギするに違いない。
 

 
制服を着て、校則を守り、先生の授業を聞いているクラスで学んできた私にはアメリカの高校でのこの時間は、驚きであり感心した。アメリカ人の友人がなぜ、自分の主張を持ち臆せず話すのか、多少なりともわかった気がした。学校が何を重んじるか・・・生徒はその期待にそうように教育されていくのだ。アメリカの高校、日本の高校、どちらが良いとも悪いともいう事はできないし、お互いに学ぶべきことがあると思う。私は、このクラスを訪問しアメリカ人高校生の授業態度を見て、“自分で考えること”、“疑問を持ち質問をすること”、の大切さを痛感した。自分の頭で考えなければ、自分の言葉で伝えなければ、と。
 
私は、今日も子どもたちには、”What do you think?” “What do you want?”を問い続けていこう。自分の考え、話したいこと、伝えたいことがないと、英語は何年習っても使えないのだから。

ページトップに戻る

 

体験レッスンのお申込みはこちら

体験レッスンのお申込みはこちら