英語にまるわるちょっとしたお話しをお伝えしていきます。

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2009.1.15 履歴書の更新

20年前に初めて書いた英語履歴書が出てきた。カリフォルニアでの語学留学を終えて帰国後作成したもので、"職歴"と言えるものや"売り"と言えるものはほとんどなかった。英語を使った仕事がしたい!・・・・とがんばっていても、英語ができる人は山ほどいて「じゃあ、あなたは英語で何ができるの?」と問われても、自信をもってこれっ!って言えるものがなかった。これが現実・・・。挫折感・・・。 


それから10年後、もう一つのResumeは米大学を受験するために作成したもの。一度目の反省から少しは学び、自分が関わってきた仕事、ボランティア活動、その他の活動などについて、期間・内容も含めて具体的に記してある。何度も書き直して、書き直して履歴書を作っているときに、「自分の過去と現在と未来が1つの線でつながっているようであればいい。」とネイティブの友人がアドバイスしてくれた。つまり、これまでの仕事が今の仕事を導き、今の仕事が更なるステップアップへの道筋であるように。履歴書を書くことは、自分の歴史を振り返り、新たな歴史に向かっていくこと、と改めて思った。イヤになるほど、自問自答してなかで、やっと完成したのが1997年の履歴書。その時の自分の精一杯だった。 


英文履歴書には、日本の履歴書のような雛形がない。提出先、提出の目的を明確にして、相手の欲する人材であることを書面で自己アピールする。先方がどういう人材、スキルを必要としているか。読み手に”個”が見えるよう、具体的に書いていく。もう1つ日本の履歴書と大きく違うところは、学歴、職歴は新しい順に書いていく。つまり、現在に近い経歴が上になり、読み手は現在から過去に遡ってその人の歴史をみていくことになる。また、アメリカでは履歴書はどんなに自分の経歴が長くても、基本的にすべてを1枚にまとめ、カバーレターを添えて出す。一枚以上の枚数になっているものは、自分の経歴で何が大切かわかっていない(まとめられない)、能力がない人間だと思われてしまうらしい。ヨーロッパでも短いほうがいいとされ、せいぜい2~3枚にまとめると聞いた。ところが、オーストラリアでは履歴書は、「長いほど良い」とされ会社などに採用される確立が上がる、というのが常識で何枚にも及ぶ分厚い履歴書もあるという。 なるほど、お国違えば常識も違う・・・国境を越えて仕事をしていく人々は、先方の常識を知り、求めていることを理解した上で、履歴書を臨機応援に工夫していくのが得策のようだ。


  たまたまとはいえ、私は10年ごとに履歴書の更新をしていることに気づいた。ということは、そろそろ次の更新時期か・・・。果たしてこの10年、履歴書に堂々と書く仕事、活動をしてきたのだろうか。英文履歴書を書くためには、日本語の履歴書を書く以上に関わってきたことの内容やどう表現するかを考え練って作成する。それらを振り返り、文章化することは、楽しみでもあり、怖くもある・・・。更なる10年に向けて学びも、経験も更新し続けていく自分でありたい。

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