中学3年クラスのここ数回のテーマは、”Job”仕事について、です。
テキストはありますが、何より生徒自身が世の中にある数多の仕事に関心を持ち、考え、自分の仕事を含めたこれからの人生について、じっくり向き合ってほしいと思いながらレッスンを進めています。
まずは、ご両親の仕事について聞いてみると、案外よくわかっていなくて、どんな職場でどんな仕事をしているかを具体的に話すことができませんでした。そこで、お父さんへ仕事についての質問を5つ英語で考え、インタビューをしてくるのが先週の宿題でした。一人の中学生は、「お父さんに英語で質問してみたいと思っていたんだ!やってみる。」と英語で質問してみたそうです。素敵なことですね。
すると、お父さんは難しくて応えられない・・・と日本語でのインタヴューになったとのこと。我が娘が英語で質問する姿勢を、お父様は誇らしく感じだと思います。
月曜日のレッスンでは、まずお父様にインタヴューした内容を英語でシェアし合い、それから仕事を選んでいくにあたっての自分の興味関心を知る時間をとりました。
4月に中学生に渡したMy English Passportの中に、たくさんのトピックをリストで書いてあるページがあります。例えば、〈積極的な活動〉動物愛護、black lives matter、LGBTQ + 〈テクノロジー〉3Dモデリング、ゲームデザイン、ロボット工学 〈対人スキル〉人類学、セラビー、言語芸術・・・・など分野別に100以上のトピックがあると思います。それらに目を通しながら、直感的に自分が興味のある分野に丸をつけてみました。
その後、どんな分野に丸が多かったか、みんなでシェアする中で自分理解を深められたのと同時に、他者理解にもつながったようです。
更に、一人一人にスポットをあて「〜さんは、どんな服装で仕事をしていそうかな?」という観点でのシェアは、みんなで「そうそう!合ってる合ってる!」と笑い合いました。全く違う分野に興味があり、向いているであろう4人。「専門分野が違うあなた達が、一緒にコラボしたら何かできるね!世界平和のために、私たちに何ができるだろう・・・」と問題提起をしてレッスンを終えました。
明日のレッスンでは、関東の大学でキャリアアドバイザーの仕事をしているレッツトークの卒業生を講師に、zoomにて特別レッスンをすることが決まっています。大学生の職業選択の現場での様子や、中学生自身が自分の適正に合った仕事を選んでいくよう、一緒に考えたり専門家からアドバイスをもらったりできるようプログラムを組んでいます。
明日の特別レッスンは中学生達の気づきや、刺激になりますように。英語を通して学ぶことは、英語のみならず計り知れません。