ある日の小学4年生クラスでのこと。
使える”英語表現”を練習していると、
“Can I go to the bathroom?”
という表現が出てきた。
「バスルームに行く???”お風呂に行っていいですか?”ってどういうこと?!」とクエッションマークがいっぱいの表情のA。
この文は、トイレに行っていいですか?という意味であることを伝え、
私がアメリカに住んでいた家や、訪ねた家のバスルームの様子を伝えた。
湯船に入るのは、日本人の習慣であり、アメリカでは朝シャワーを浴びることが多い、などの話も添えて。
「へーー・・・。」と分かったような、わからないような顔の子どもたち。
来週は、海外の映画の中のbathroomを見せたいと思う。「あーーこう言うこと!」と子どもたちがヴィジュアル化できれば嬉しい。
映画に加えて、アメリカやヨーロッパのショッピングモールのトイレの場所や、バスの旅途中で入ったマレーシアのトイレで困ったことなど、私が見聞きした海外のトイレ事情を伝えたいと思う。
言葉を学ぶことは、文化を学ぶこと。
たかがbathroom、されど bathroom。
一つの質問から、思いがけず広がった好奇心の翼よどこまでも。
何で?!どういうこと?と疑問に思うこと、好奇心を働かせること、
それを口に出していう。「不思議だから、知りたいから。」と自発的に
学ぶことが、学ぶ面白さであり、身についていく学びだと思います。