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『星空観測会』

数週間前から、開催日8/9の天気を気にかけながら過ごしていた8月、この日は19時集合でした。

”星の先生 新道さん”は明るいうちに到着、望遠鏡など設置し用意して下さっていました。

辺りが薄暗くなってきた頃、参加者は寝っ転がることができる敷物と虫除けスプレーを持って集合、

まずは私から星の先生のご紹介です。

小学校3年生の時に買ってもらった星の本に夢中になり、それからずーーーーーっと星や天体に対しての興味は尽きず、星を追いかけてハワイやニュージーランドにも行ったことがある新道さんは、紫波町にお住まい、ご自宅の一部を一般の方に開放し私設の『天文館⭐︎星めぐり』を主宰されています。

観測会の前に星博士?のM君が大好きな星⭐︎シリウス⭐︎について話してくれました。

す、すごい!事前にメモしてきた紙は持っていたけれど、それを見ずに自分の言葉で星語りをしていました。

空が暗くなってきて、いよいよ観測会の始まり。あいにくこの日の夜は曇り空で、あまり星は見えなかったのですが、新道先生はこの日の星、星座をポインターで指しながら説明してくれました。

雲で覆われた夜の空にはほとんど星が見えないのに、星の先生はこちらにはこの星があり、こちらにはこの星座があり・・・とまるで見えないモノを見る力があるように、星のことを把握していてびっくり。

*25年前の光を今、私たちは見ている・・・

*船乗りは北極星を見ながら航海する・・・

*地球は唯一の水の惑星・・・

ハレー彗星について、ブラックホールについてなどなど、先生がお話し下さった星や天体に纏わるお話が、

よくわからないけれど面白くて。

雲の合間から星が出ると、「あっ出た出た!見えた!」と子どもも大人も夜空を見上げました。

ゴロゴロ寝転がったり、芝生の上で思い切り追いかけっこしたり・・・こんな広々とした公園に、しかも夜集まるというのは、子ども達にとってもワクワクしますね、きっと。

そんな風に自由に過ごしつつ、新道さんがご持参くださった大きな大きな望遠鏡から星を覗かせてもらいました。

行列のできる望遠鏡の星観♪ 星が出る度に、望遠鏡を動かして覗かせてくれたので、子どもも大人も何度も並んで何度もレンズ越しに光る星を眺めることができました。私も望遠鏡を覗いたのは初めての体験、近くに見える煌々と光る星になんだか感動しました。

   いつも星は私たちを観ているけれど、私は星をあまり観ていないなー

そんなことを思い、これから星空を気にかけながら過ごそう、と楽しみが増えた気がします。

あんなに曇っていた空が終わりの頃に晴れ、夏の大三角形が真上に見えたのが、夏の夜の贈り物でした。M君が、「しんどう先生ーー!デネブが見える・・・!」と大きい声で喜んでいたのが、私も嬉しかったです。

星の先生が最後におっしゃっていた「不思議を感じたら研究してみて。」の言葉が、新道さんの星研究そのものなのだな、と思いました。Sense of wonder・・・ですね。

                             〈参加者:小学生8名・未就学児2名・大人9名〉

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